鳥インフルエンザが発生たら焼き鳥は食べられないのか?
H7N9型鳥インフルエンザは中国から台湾まで広がってきているようですが、今のところは心配されていたようなヒトからヒトへの感染はなさそうで、広がり方やスピードもヒトからヒトへの感染とは少し違うような感じです。
日本でも過去に何度か鳥インフルエンザ騒ぎがあり、宮崎県で発生した時には、あの東国原知事が先頭に立って対策に取り組むパフォーマンスがしばしばニュースに出ていたことが印象に残っていますが、このようなときにいつも出てくるのが、焼き鳥屋の客が減ったなどというナンセンスな話です。
鳥インフルエンザのウイルスは通常75℃1分間の過熱で死滅しますので、焼き鳥から感染することはないわけです。
したがって、十分加熱することさえ心がければ鳥インフルエンザが国内で発生しても、鶏肉は食べても問題はないと言えます。
ただ、飼育した鶏のような家禽類は野生の鳥よりもウイルスに感染しやすいので、市場で売られている鶏に接触することや、生の肉を食べるのは避けた方がよいでしょう。
鶏のささ身を刺身で食べることは多いようですが、鶏肉の生食ではカンピロバクターという細菌による食中毒を起こすことがあるので、その意味でも生食を避けるに越したことはありません。
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