鳥インフルエンザA(H7N9)の対策と予防の実際
じわじわと感染者と死亡者が増え続けている鳥インフルエンザA(H7N9)ですが、未だに人間への感染経路などはハッキリとしていません。
現在のところ、人間から人間への持続的な感染という状況には至っていないようですが、更なるウイルスの変異によって人間社会への大規模な流行が発生する可能性は否定できません。
ようやく先月から食用鳥の殺処分が始まったようですが、事も規模の大きい中国でのこと、早速殺処分の漏れがあったらしいなどとのニュースも報じられています。
まだまだ感染者の増大傾向は続くと見た方が現実的かも知れません。
そんな状況下で、現在のところ日本の一般人に可能な対策と予防は、中国を含む、国外への旅行を控える事、更に空港などを訪れることも控える、
そして通常のインフルエンザ対策と同様にマスクの着用、手洗いとうがいをまめにこなすといった程度の事しかありません。
そして流行の状況をWEB情報などで常に監視し続けるしかありません。
インフルエンザ一般に感染から発症まで、1週間程度の潜伏期間を経る事が多いので、TVで日本人の感染者が出たなどのニュースが報じられてから外出を控えるのでは少々遅い可能性があります。
感染者の爆発的な増加の兆候が見られたなら、例え国内に感染者が確認されていなくとも、外出等を先んじて控えるなどの対策が必要でしょう。
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